先輩が体験した話です。
よくある心霊スポット巡りの話ですが背筋の凍る話だったので紹介します。
4人で心霊スポットへ
悪ふざけで心霊スポットへ車で行くことになり、言わずと知れた山本家に友達4人で出かけたそうです。動物園からは数キロの距離があり、ほとんど山の中です。
車を走らせ無事に到着し、4人とも下車して家の門をくぐります。
しばらく辺りを散策しましたが
「なんだよなにも起こらないじゃん」
ということで帰ることにしました。
なにかがおかしい
帰り際、車に乗り込もうとすると4人の中の1人の様子がおかしくなったそうです。
おかしいと言ってもただ元気がないだけの様子。
夜中だしなにも起こらないしさっさと帰ろうということであまり気にせず4人とも無事に乗車しました。
半分シラケムードでの帰り道、車を走らせます。
ちゃんとなにか起こっていた
帰り道、山道を抜けて数キロ先にコンビニがあります。
先ほど元気が無かった一人がトイレに行きたいと言い出しそのコンビニに寄ったそうです。
駐車場に車を停めて1人がトイレへ。
3人は車内で待ちます。
しかし待てど暮らせどトイレへ行った1人が戻ってきません。
さすがに遅いと心配になり様子を見に行こうとしたその時です。
1人の電話が鳴ります。
電話の主はトイレに行った友達でした。
電話をとるなり「何分待たせるんだよ早く出てこいよ」と言いかけて愕然とします。
電話の主は「なんで僕一人あんなところに置いていくんだよ!!」と叫んでいたそうです。
そうです。
4人で行った山本家の帰り道は実は3人だったんです。
様子がおかしかったのは友達でもなければ人間でもなかったということになります。
その後来た道を引き返し再び山本家へ行くとうずくまっている本物の電話の主がそこにいました。
それ以来その4人が連絡をとることはなくなったそうです。
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