友人が体験したお話です。
友人Aちゃんは、心霊スポット・廃墟マニアで全国いろんなところへ行っています。
Aちゃんは、石川県小松市にある細川旅館というところへ夕方ごろ男女合わせて4人で1台の車に乗って行ったそうです。
小松市に住んでいる人ならだれでも知っているという心霊スポットだそうです。
夕方出発し、夜に細川旅館につきまわりを見て回ろう、そのあとに中に入ろうという事になったそうです。
Aちゃんは、心霊スポットには慣れているので最初はワクワクだったのですが、どうやらいつもの心霊スポットと雰囲気や空気が違うみたいなのです。
Aちゃん以外は霊感がなく、楽しそうにしていたみたいですがAちゃんはあまりの空気の異常さに「帰ろう」といったのです。
いつもと違うAちゃんの様子に気づき、友達は「わかった」といったそうです。
そして、帰るとき1人の男の子Y君が顔を真っ青にして、うつむいていたそうです。
みんなが心配して、「どうしたの?大丈夫?」と聞いても「・・・。」
体をゆすっても「・・・」
疲れたのかな?と思い、Y君を自宅まで送り届けました。
最後の最後まで、Y君は顔を真っ青にしてうつむいていたそうです。
Y君を自宅まで送り届けて、Aちゃんの自宅付近になりY君から電話がかかってきたそうです。
Y君「おい!お前らいまどこにいるんだよ?俺を置いていくなよ!」
Aちゃん「え?さっき、自宅まで送ったよ?」
Y君「俺、ずっと細川旅館にいるんだけど!」
その事を、他の二人に話半信半疑ながらも細川旅館へ行くと。。。
Y君が待っていました。
それでは、一緒に帰るときに乗っていた青ざめた顔のY君、ずっとうつむいて何も話さなかったY君は一体だれなのでしょうか。