以前、聞いた話ですが…酷い話なのでお話ししたいと思います。
私の住む埼玉県にある正丸峠という場所を御存知でしょうか?
『頭文字D』というマンガの舞台になった場所ですから御存知の方は御存知かもしれません。
かなりの山奥で、私も子供の頃遠足で行って疲れた覚えがあります。
その正丸峠で『犬の霊』が目撃された…というのです。
車で正丸峠を走っていた男女が車の故障で山の中で立ち往生…
外に出て男性が車の故障を見ている時に、
女性は車の周りをウロウロと見ていた時に大きな犬の影を見たのです。
怖くなり男性に声を掛けて『犬がいる』と言いました。
しかし、2人でその犬がいる方を向いた時には既に、
その犬は居なくなっていた…というのです。
これだけならばただの野良犬を目撃しただけじゃないの?と思いますが…
実はこの場所、ある事件が発覚した場所の近くだったのです…!
その事件というのは、ペット葬儀者の男が火葬依頼を受けたペット達(主に犬)の遺骸を火葬せずに正丸峠に捨てていた…というものでした。
その数は100匹を越えていたというのですから驚きです。
飼い主さんから預かったペット達の葬儀代を設けるために火葬せず遺棄していたと容疑者の男は言っていたとか…。
飼い主さんが手厚く葬ってやりたい、という気持ちを利用した最低の仕打ち。
そうして打ち捨てられて寂しく山で朽ちていった犬達の無念が、
正丸峠に現れたのが先の男女が見た『大きな犬』の正体なのではないか?と思います。
ここは他にも心霊現象が起きる場所ですが、
犬の霊の目撃もどうやら増えているようです…。