東方地方に伝わる隣人は吸血鬼かも?伝説

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もう20年以上前の話になりますが

東方地方(宮城県)に住む、私の友人から聞いた話です。

普通の怪談話ならすぐに忘れるのですが

話がかなりリアルな話であり、

歴史好きな私も納得させられるものでした。

彼の暮らす地方には

昔から普通の人が一夜にして

吸血鬼になるという伝説が残っているようです。

その話とは彼の暮らす地域では30年に一度位の割合で、

人間の死体の血が抜かれた状態で発見されたり、

逆に血が抜かれる代わりに

血塗れの死体が発見されたりしるようです。

これには原因があり、事の始まりは江戸時代まで遡ります。

当時の宮城県周辺は伊達藩又は仙台藩と呼ばれていました。

伊達藩と言えば藩祖の伊達政宗が有名です。

伊達政宗は海外交易を単独で行う為に、

支倉常長という人類を中心に使節団を作ります。

これを当時のヨーロッパに派遣しいち早く

自身の名前を売り込みたいと狙いがあったようです。

支倉常長の一団は当初の目的は果たしたのですが、

ヨーロッパを含め南米にも立ち寄ったようです。

その際に団員が現地の吸血蝙蝠等に噛まれ、

吸血鬼化してしまったようです。

(おそらく何らかの伝染病に感染)

帰国した一団達は(感染した患者も含まれる)使命を果たし、

各地に散って行きました。

この病気は最初の患者から何世代にもわたり突然に発病するようです。

私の友人曰く最後に事件が起こったのが

昭和60年前後ということだったようですので、

そろそろ事件が起こるのでは。

そして犯人は我々の隣人であり、

被害者は自分や家族の可能性もあるとのことでした。