昔、よく、流行っていた、コックリさん。
私が中学1年生の時にブームみたいなのがあって、私の仲良しグループで、コックリさんを友達の家でしてみました。
誰が誰を好きかとか、そんな内容の事を色々聞いていました。
すると、してる最中に、誰が押す訳でもなく、猛スピードで、コインが動きだしたんです。
出た文字は「お前を殺す」でした。
皆んな、キャーキャー言い出して、手を離してしまいました。
突然私の背後から私の両腕を掴まれてる感触。
私は声も出ませんでした。
元々霊感が強かった私は、その掴んでるのが女性だとすぐ分かりました。
私の他にも1人霊感の強い子がいて、その子にも取り憑いた様でした。
パニックになってましたが、私が、その友達と通っていた公文の先生が、お祓いとか出来たはず!
と思い出し、すぐ、公文の先生のところに行きました。
先生は、阿含宗の信者です。
公文についた途端、友達が右利きなのに左手で、机に、辛い、苦しい、助けてとチョークで書き始めたんです。
それを見るなり先生が、「先にこの子するから」と言い、奥へ連れて行きました。
1時間くらい待ちました。
その間私の腕は相変わらず掴まれたままでした。
友達が終わり、友達はぐったりしていました。次は私の番です。
阿含宗のお経を唱えながら、私は手を合わせていましたが、段々涙が止まらなくなってきて、体中熱くなって、倒れ込んでしまう中それでも先生はお経を読み続けました。
お祓いが終わると、先生が「まず、コックリさんについた霊は浮遊霊が多いけど、あなた達に憑いた霊はそれより少し強い霊でした。
長崎の原爆の被害者でした。
もうお祓いをしたから大丈夫だから。
もう、コックリさんなんて、したらダメですよ。」と教えてくれました。
私達は手を合わせ、「もう2度とコックリさんはしません。成仏して下さい」
とお願いをすると、私の腕も軽くなりました。
それからはコックリさんをする事はありませんでした。