家の中で、夜、普段通りに食器を洗っていると、
キッチンカウンターの横を娘が洗面所に向かって通ったと思ったので、
タオルを取ってと声をかけました。
なに?と娘が言うので、洗い物の手を止めて、ふと顔を上げてみると、
娘は、洗面所とは真逆にある和室から顔を出してこっちを見ていたのだ。
あれ?今のは!?と思ってはいたものの娘には言えず、
しばらく、お家の中で、家族以外の誰かがいると言う感じはあった。
それから、1週間くらい経ったある日、母から電話がかかってきた。
出てみると、お父さんの月命日だから、お墓まいりに友達といってみると、
お墓の一角にある水子のお地蔵様の首から上がストンと地面に落ちていたそう。
それと、お地蔵様の体は東向きだったものが、
北向きになっていたり、不可解なことがたくさんあったそう。
すぐに石屋さんに連絡して水子のお地蔵様を作って頂き、
和尚さんにお経を上げてもらったのですが、
お経を上げてる間、兄嫁がずっと泣いていました。
あとで、話を聞いてみると、自分ではよくわからないが、涙が止まらなかったそう。
後日、霊と交信できる方に聞いてみたところ、
うちに現れた少女は、水子のお地蔵様を直して欲しくて来たそうです。
気づいてあげられなくて申し訳なかった。
その話を母としてる時に、
私には妹か弟かわからないが本当は兄弟がもう1人いたので、
お知らせに来てくれたのかもしれないと言ってました。
水子さんの成長はゆっくりなんだそう。
家の中で見た彼女にはビックリしたけど、
水子のお地蔵様がなおって安心したのかそれ以降は現れてません。
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