これは私が高校生の夏に実際体験したお話です。
私の通っていた高校は通信制の学校だったため授業はいつも午前のみでした。
そっからお昼ご飯を食べてバイトに行く子もいましたが大体は皆で遊びに行く事が多かったです。
その日もいつもと変わらず学校に行き授業をうけ
いつもの仲良しメンバーでカラオケに行くことになったのです。
私たちが通っていたカラオケボックスは他校の学生も多く、
学生には助かるリーズナブルな値段のカラオケボックスでした。
私たちは6人でカラオケに向かいました!
カラオケに着いてから皆、自分の持ち歌を入れワイワイ騒いで何時間いたのか思い出せません。
ただ1つ気がかりだったのが
その中の1人の友達が全然元気がなく話かけたら話してくれるんですけどね。
顔も下向きだし歌も歌わないし。
ノリ悪いなぁとは思いつつ私やその他の子たちはとことん歌いこみました。
気づけばもう20時すぎ。皆住んでる所もバラバラだったので解散しようとカラオケボックスを後にしました。
私はその元気のなかった子と帰り道が一緒だったので他の子とはバイバイし2人で駅まであるく事に。
私が何を喋ってても聞いてるのか分からないくらい静かで
何かおかしいと思いその子に聞いてみました。
まぁ実はその子って私たちの友達よ中でも凄く霊感が強い子で良く話は聞いてたんですけど。
その友達が言うには、
私たちが行ったカラオケボックス。6人で行ったのになぜか1人増えてたみたいで。
しかもずーっとその友達の事見てたらしいんですよね。
早く出たかったけど皆を怖がらせたくなかったって聞きました。
まぁ後から他の子に聞いたらそこの部屋の壁に額縁が飾ってあるんですけど
その裏にお札貼ってるっていうのは聞いたんですよね。
でもそれからすぐそのカラオケボックス潰れちゃったんで
私たちも違う所見つけたんですけど。
一体何だったのかは
未だにわからないままです。