「この先にいかなあかんねん」奈良県のダムにドライブ中、友達に何かが憑いた話

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私ともう一人のAは高校時代の友人で、

久しぶりに会って食事をした後にドライブへ行くことになりました。

はじめは町中をドライブしてたのですがあまり面白くもなく、

私は心霊スポットにいかないかと提案しました。

Aはすこし戸惑っていました。

というのもAの母が霊感が強く看護師をしているのですが、

病院の中や家の中で不思議な経験をすることが多かったからです。

Aにも少しだけですがそのような経験があり、

夜にふと目覚めると天井に黒い物体が浮かんでいたりするのを見たことがあるそうなのです。

私はそのとき半信半疑だったので、

Aに「大丈夫少し通るだけだから」と言って納得させました。

私たちが向かったのはあるダムでそこには夜になると車の事故が多く、

また飛び降り自殺する人も多いのでよく幽霊がでると噂されている場所でした。

ダムに至る峠道をAが運転する車はぐいぐい登っていきました。

夜の9時ごろで車通りは少なく、たまにすれ違う程度でした。

ダムをさらに登ると、私は「ほらなにもなかったでしょ?」とAに言いました。

Aは「うん」と頷いてさらに峠を登っていきました。

道の先にはトンネルがありました。

私は「もう引き返したら?」と言いました。

するとAは無表情で

「あかんねん、あかんねん」

私は何がダメなのかといましたが、返ってきた言葉は

「あかんねん、この先にいかないとあかん気がすんねん」

私は背筋が凍るような感じがしました。

Aに必死に戻るように言いましたが聞いてくれません。

そしてトンネルに入った瞬間。

私は息がつまるような気がしました。

後ろに誰かいる。

私は泣きながらAの方を叩きました。

相変わらず後ろに何かがいる。

でも怖すぎて振り向けない。

そしてようやくトンネルを抜けるとAが、

ガタガタと震えながらしばらく走って停止できそうな場所で止まりました。

後ろには誰もいませんでした。

Aに聞くと

「後ろからこっちに来いって声が聞こえてきてん。バックミラー見たら女の人がいた」

と言っていました。

私達二人は戦慄し、帰りは別の道を通って帰りました。

後で聞くとやはりそのトンネルでは心霊現象が多く、事故を起こした車も多かったそうです。

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